2025年に開かれる大阪・関西万博の準備や運営を担う公益財団法人「2025年日本国際博覧会協会」(事務局・大阪市住之江区)は、同協会のメールアドレスが何者かに不正に使われたと公表した。
同協会の13日の発表によると、同協会が使用しているアドレスの一つから、7~8日にフィッシングメール計約6万3千通が国外のアドレスに向けて送信されたという。受信者がメール本文のリンクを押すと、IDやパスワードがだまし取られる仕組みとみられる。同協会がメールの管理用のパスワードを変えたところ、フィッシングメールの送信は止まったという。
同協会には15日現在、個人情報が流出したなどの報告は届いていないという。同協会の担当者は「セキュリティーを再構築し、対策を強化したい」としている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル